永代使用権

■「お墓を買う」とは?


一般に「お墓を買う」と言いますが、これは墓地そのものを買うわけではありません。

墓地所有者に申し入れて、その墓地の一区域の『使用権』を買うのです。

正式には、『永代使用権』と呼ばれる権利を買うことになります。


■「永代使用権」とは?


「永代使用権」というのは、代々にわたって墓地の一区域を使い続ける権利のことです。


永代使用権の契約が成立すると、その証として、墓地所有者から「永代使用許可証」もしくは「墓地使用権利書」といった書類が発行されます。

この書類は埋葬のときに必要となりますが、その後、お墓を引き継ぐときにも必要となりますので、なくなさいように大切に保管しておかなくてはなりません。


そして、この「永代使用許可証」ですが、『永代』とあるので、この書類によって、子や孫など末代にわたって永遠に使用権が保証されるようにも思われ思われがちですが、実はそうではありません。


「永代使用権」は、法律によって与えられた権利ではなく、単に墓地所有者との二者間での契約に過ぎないわけですから、契約内容の変更、契約の解除なども当然にあり得るわけです。


また、「永代使用権」は、基本的に他人に譲渡することはできません。

墓地ごとの使用規則にもよりますが、墓地の承継者は三親等以内の親族に限るというのが一般的です。