開眼供養について

開眼供養というのは、お墓に魂を入れてもらう儀式のことです。

開眼法要ともいいます。

死者の魂をお墓に入れることにより、ただの石でしかなかったものが、故人を供養する「お墓」となり、お参りの対象となります。


■開眼供養の準備


開眼供養にあたり、次の事柄を決定します。


①施主の決定


まずは、開眼供養を行う主催者である「施主」を決めなくてはなりません。

一般的には、墓地の永代使用権者が務めることになります。


②日時の決定


日時の決定は、僧侶の手配(日程)と密接に関わってきます。

寺院墓地の場合は、住職に法要を依頼して、その指導に従って行えば問題ありません。

公営や民営墓地の場合は、墓地の管理者や石材店と相談をして、希望の宗旨・宗派の僧侶を紹介してもらう必要があります。


③参列者へ連絡


開眼供養の日時が決まったら、早めに参列者の方に連絡をして、出欠の確認をとります。

誰を招待するかについては特に決まりはありません。

家族のほかに、親戚や親しい友人などを招くことが多いようです。


■祭壇と供物


開眼供養当日は、お墓をきれいにし、祭壇には打式(うちしき)という金襴の布を敷きます。

そこに、お花や果物、故人の好物などを供えます。


祭壇等については、寺院墓地の場合はお寺が用意してくれることが多いですが、公営や民営墓地の場合は、こちらで用意することが多いようです。

その場合は、石材店に相談するのがよいでしょう。


また、場合によっては、向こう三軒両隣りのお墓に供物をすること(地域)もあります。


■会食と引出物


開眼供養のあとは、僧侶と参列者の方たちを会食に招待します。

前もって人数を確認し、墓地の近くの料理店などに予約を入れておきます。

そして、お帰りの祭に、手土産(引出物)を渡します。


■僧侶への謝礼


僧侶への謝礼は、開眼供養前のあいさつのときにお渡しします。

お経をあげて頂いた謝礼として「お布施」を包みますが、だいたい3~5万円と考えてよいでしょう。


その他、外から来て頂いた僧侶の場合は「お車代」として1万円程度、会食に欠席される場合は「お膳料」として、さらに1万円程度を包みます。


石材店や墓地の管理者の方へのお礼としての「志」も忘れないようにしたいところです。