分骨の仕方

分骨の理由としては、「親の遺骨を新しく建てるお墓にも納めたい」「郷里の菩提寺にも納めたい」「散骨をしたい」など様々なものが考えられます。

そして、分骨の仕方(手続き)は、「すでに埋葬されている遺骨を分骨する場合」と「まだ埋葬されていない遺骨を分骨する場合」とで変わってきます。



■すでに埋葬されている遺骨を分骨する場合


まずは、遺骨が埋葬されている墓地の使用者(承継者)に分骨の承諾を得なければなりません。

遺骨には所有者が決められているので、その所有者の承諾がなければ分骨を行うことはできないのです。


分骨証明書


承諾がもらえたならば、墓地の管理者に「分骨証明書」を発行してもらいます。

このときに、分骨先の受入証明書(「使用許可書」など)の提出を求められる場合があります。


閉眼供養


「分骨証明書」を発行してもらえたら、墓地と提携している石材店にお願いしてカロート(納骨棺)を取り出してもらいます。

その上で、取り出してもらったカロートから遺骨を抜くのですが、このときに、魂を抜くための「閉眼供養」も同時に行なければなりません。


納骨(分骨)


分骨先の墓地の管理者に「分骨証明書」を提出し、納骨 (分骨)を行います。

分骨に関しては、役所での手続きは特に必要ありません。



■まだ埋葬されていない遺骨を分骨する場合


まだ埋葬していない遺骨の場合は、すでに埋葬されている遺骨に比べて、分骨の手続きは簡単です。

分骨のために新たに役所で許可をもらう必要もなく、火葬場で「分骨証明書」を発行してもらえば事足ります。

また、この「分骨証明書」は、一通しかない埋葬許可証の代わりになるものですから、分骨の数だけ発行する必要があります。

遺骨(骨壷)については、あらかじめ葬儀社の方に「分骨希望」であることを伝えておくと、お骨上げのときに必要数の骨壷に分けてもらえます。


あとは、火葬場で発行された「分骨証明書」を墓地の管理者にわたせば、問題なく納骨することができます。



■手元供養


分骨を希望される方の理由として「手元供養をしたいから」というものが近年増えています。


「手元供養」というのは、小さな骨壷やペンダントなどに遺骨を納め、遺骨を身近に置くことでいつでも供養ができるようにする方法です。


手元供養品は、遺骨(遺灰)をそのまま納める「納骨タイプ」と、遺骨を加工する「加工タイプ」のものに分かれます。

デザインも様々ですので、自宅に置くのか、あるいは肌身離さず持ち歩くのかなど、目的にあったものを選ぶことができるようです。


さらには、手元供養の専門店などもあるようです。

  ※こちら >> 手元供養のディアファミリー